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自然林復元工法のススメ
造成開発に伴う自然環境の復元は、自然保護、環境保全の観点からすると重要な事です。
また、造成法面は単に自然景観に復元するだけではなく、自然生態系の復元場所としても考えなければなりません。
これまで、造成法面の樹林化は簡単には再生復元できないとされてきましたが、「自然林復元工法」は、自然の治癒力を利用することにより、これを実現しました。
自然の持つ治癒力により自然景観、自然樹林を復元し、周辺の生態系をも復元する画期的な緑化技術「自然林復元工法」を是非ご利用ください。
自然林の根の状態とは主根が太く真っすぐ垂直に伸び、支持根が固まりにならず自然に広がる状態をいいます。
根が地中深くしっかり張るので法面の安定化に役立ちます。
「自然林復元工法」は、自然の根の張り方に注目した工法です。
 
自然林復元工法の特徴と機能
自然植生復元は、自然な植生基盤において生育させることが理想です。肥培管理が不要となり、メンテナンスフリーとなります。
自然の落葉層(AO層)に近い機能を持つウッドチップ(現場の支障材、あるいは用途のない間伐材を原料とし、廃棄物を再利用)をマルチング材として使用します。
土中生物の活性化により土壌化を促進します。農業で言う自然栽培の方法で、生物の生態を活かす経済的な工法です。
切土、盛土法面の自然樹林の復元であり、周辺植生と統一がとれる植生復元です。
法面の緑化よりも自然樹林の復元と生態系の回復を目的としています。
造成法面を自然法面に転換し、自然景観を増やし、従来の法面造成面のイメージを一新します。
大規模造成のため、全面緑化に対処しやすく、施工費も経済的です。
自然資源の再利用、資源の存続、再生に意義があり、郷土の景観づくり、里山の資源継承につながります。
自然林復元工法は、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されています。(No.QS-030003)
芽苗には、竹筒タイプ、平苗タイプ、生分解性フィルムの3タイプがあり、筒苗の植栽は芽生えから1~3年以内を目安とします。
自然樹林と同じ実生からの育成、且つ無肥料で育成させるので、根の数は少ないですが、主根・支持根が残った状態となります。
筒の構造は、根の成育の妨げにならずに、自然に筒が分解・分裂できる構造になっています。
   
竹筒タイプ 平苗タイプ 生分解性フィルム
【高木・亜高木】
アオダモ アカガシ アカシデ アカマツ アカメガシワ アキグミ アキニレ アラカシ
イチイガシ イチョウ イヌシデ イヌマキ イロハモミジ ウバメガシ ウメ ウメモドキ
ウリハダカエデ エゴノキ エノキ オオシマザクラ オオモミジ カキ カクレミノ カゴノキ
カジノキ カナクギノキ カナメモチ カヤノキ カラスザンショウ クサギ クスノキ クヌギ
クマシデ クマノミズキ クリ クロガネモチ クロキ クロマツ ケヤキ コジイ
コナラ コブシ コミネカエデ ゴンズイ サザンカ サルスベリ シキミ シュロノキ
シラカシ シリブカガシ シロダモ スギ スダジイ センダン ソヨゴ タブ
チシャノキ トベラ ナツハゼ(小) ナナミノキ ナラガシワ ニッケイ ヌルデ ネズミモチ
ネムノキ ハゼ ハマビワ ハンの木 ヒノキ ヒメシャラ ヒメユズリハ ビワ
フサザクラ ホルトノキ マサキ マユミ ミズキ ミズナラ ムクノキ モチの木
モッコク ヤシャブシ ヤブツバキ ヤブニッケイ ヤマウルシ ヤマグワ ヤマザクラ ヤマハゼ
ヤマボウシ ヤマモミジ ヤマモモ リヨウブ
【低木・小低木】
アオキ アセビ(小) イヌザンショウ イヌツゲ イヌビワ イボタ ウコギ ウツギ
オオムラサキ オオバクロモジ ガマズミ カマツカ キイチゴ キブシ クサイチゴ クスドイゲ
クチナシ(小) クマイチゴ コウゾ コウヤボウキ コガクウツギ コバノガマズミ コマツナギ コマユミ
サワフタギ シモツケ シャシャンボ シロヤマブキ センリョウ タラノキ チャノキ ツクシャブウツギ
テリハノイバラ ナワシログミ(小) ナンテン ニガイチゴ ニシキウツギ ニシキギ ニワトコ ネジキ
ノイバラ ノリウツギ ハギ ハコネウツギ ハナイカダ ハマヒサカキ バリバリの木 ヒサカキ(小)
ヒラドツツジ(小) フユイチゴ マルバウツギ マンリョウ ミツバウツギ ミヤマクロモジ ムラサキシキブ
ヤツデ ヤブウツギ ヤブコウジ ヤブムラサキ ヤブラン ヤマサンショウ ヤマツツジ(小) ヤマブキ
【つる・草本類】
アケビ エビヅル キズタ サルトリイバラ ツルウメモドキ ツルコウゾ ツワブキ テイカカズラ
ナツヅタ ノブドウ ミツバアケビ ヤマフジ
  その他多数
アカメガシワ ヌルデ アキニレ ヤマモモ コマツナギ エゴノキ ネズミモチ その他多数
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